AIで記事を400本書き直した 品質を保つためにやっていること

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この記事の要点

  • 約400本の記事を、AIに書き直させている
  • 4本から5本で10分ほど。人が書く速さではない
  • 確かめる側を、書かせる側とは別に立てている

4本から5本で、10分ほどです。

私が運営しているサイトの記事を、AIに書き直させたときの速さです。全部で約400本あり、いまも進めています。

人が書く速さではありません。ただ、この速さには落とし穴があって、そのままでは質がばらつきます。実際にやっていることを書きます。

なぜ400本も書き直すことになったのか

理由は1つではありませんでした。

  • 情報が古くなっていた
  • 内容が薄く、読んでも答えが得られない
  • 文字量が少なく、途中で終わっている
  • 貼ってあったリンクが切れていた

どれか1つなら、手直しで済んだと思います。4つが重なると、書き直したほうが早いという判断になりました。

とくに厄介だったのはリンク切れです。紹介していた先が無くなっていて、押しても何も出てきません。古い記事を放置すると、読者を行き止まりへ案内し続けることになります。

どこまでAIに任せているか

本文の書き直しは、ほぼすべてAIです。

私がやっているのは、紹介する先のリンクを取ってくることだけです。それ以外は、指示を出して出てきたものを確認する形で進めています。

4本から5本で10分という速さ

1本あたりの時間は測っていません。まとめて指示を出して、まとめて返ってくる形だからです。おおよそ4本から5本で10分ほどです。

400本を人が書き直すことを考えると、この速さは大きいです。ただし、速いことがそのまま良いことにはなりませんでした。

速さの落とし穴

まとめて書き直させると、次の問題が出ます。

1本ずつ読んでいる時間が無くなるのです。

10分で5本出てくるので、それを全部読んで確かめようとすると、確認のほうが時間がかかります。速さを活かそうとすると、確認が追いつきません。

そして、読まずに通すと、質のばらつきに気づけません。同じ指示で書かせても、記事によって出来が変わります。長さ、言葉の選び方、書き出しの形。まとめて見ないと、そのばらつきは分かりません。

全部を同じように確かめる必要はなかった

私がとった形は、最初の何本かを丁寧に確かめるというものです。

書き直しを始めた時点では、指示の出し方が固まっていません。ここで出てきたものを1本ずつ読んで、直したいところを指示に反映させます。指示が固まってから、まとめて流します。

最初に時間を使うほうが、後で戻る回数が減りました。

確かめる側を、別に立てている

いま私がやっているのは、書かせる側と、確かめる側を分けるという形です。

書き直しをさせている場所とは別に、確認のための場所を立てています。そこで、出てきた記事を読ませて、問題がないかを見させます。

なぜ分けるのか

理由は単純です。自分が書いたものを、自分で確かめても甘くなるからです。

同じ場所で書かせて確かめさせると、書いた内容を前提にした確認になります。別に立てると、初めて読む立場から見ることになります。

これは人の仕事でも同じだと思います。自分の文章の誤字は見つけにくく、他人の文章の誤字はすぐ見つかります。

ただし、確かめる側も間違えます

正直に書いておくと、確かめる側が間違っていたことも何度もあります。

私は別の作業で、確認の報告を信じて、後から間違いだと分かった経験を8回しています。8回とも、間違っていたのはAIではなく確かめ方のほうでした。

その記録は AIの報告を8回信じて8回とも間違っていた 確かめ方の話 に書いています。

分けたから安心、ということではありません。分けないよりましだ、という程度の話です。

指示に何を書いているか

書き直しの指示には、毎回同じ項目を入れています。

  • なぜ書き直すのか。何が足りないのか
  • 元の記事から必ず残すこと
  • 書き足してはいけないこと
  • 終わったあとに自分で確かめること

2つ目が効きます。書き直させると、元にあった大事な部分まで消えることがあります。残すものを先に指定しておかないと、良かった部分ごと作り替えられます。

指示に書いている項目については、AIへの指示書に必ず書いている5つの項目 実物の型を公開します に詳しく書きました。

数字は書き直させない

もう1つ決めているのが、数字を勝手に更新させないことです。

古い記事には、当時の価格や件数が書かれています。これをAIに書き直させると、もっともらしい新しい数字が入ることがあります。確かめずに入った数字は、元の古い数字より危険です。

古いことが分かっている数字は、まだ扱えます。新しそうに見える誤った数字は、誰も疑いません。

そのため、数字は書き直させず、私が確認したものだけを入れる形にしています。

400本やってみて

まだ途中ですが、いま言えることを書いておきます。

速さは本物です。人が1本ずつ書き直していたら、この本数は終わりませんでした。

ただ、速くなったのは書く作業だけでした。何を残すか、何が足りないか、出てきたものが良いかを決める作業は、速くなっていません。むしろ本数が増えたぶん、判断する回数は増えています。

そして、確認に使う時間を削ると、速さの意味が無くなります。質の落ちた記事が400本あっても、読まれません。

私の場合、時間の配分が、書く作業から確認と判断へ移りました。やることが減ったのではなく、やることの中身が変わったという感覚に近いです。

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更新履歴

  • 2026-08-25 公開
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