技術者ではない人間がAIで実務を回すのに、いくらかかるのか。
私の場合、月々の固定費はサーバーとドメインとAIの契約だけです。それとは別に、半年間むだに払い続けたものがあります。
順に書きます。
レンタルサーバー 月額693円
エックスサーバーのスタンダードプランを、36か月契約で使っています。月額に換算すると693円です。
これはキャンペーン価格で、2026年9月7日17時までの適用でした。2026年8月23日時点で公式サイトを確認した内容です。価格は変わりますので、契約前に最新の情報をご確認ください。
契約期間が長いほど月額は下がります。ただ、続けるか分からない段階で3年を選ぶ必要はないと思います。私は複数のサイトを運用する前提だったので長期にしました。
1つの契約で複数のサイトを置ける
これは契約してから知りました。1つの契約に複数のドメインを追加できます。
サイトを増やすたびに契約を増やすものだと思っていたのですが、そうではありませんでした。サイトが5つあっても、月額は693円のままです。
サーバーを選ぶときに何を見ているかは、AIで作ったホームページの公開手順 レンタルサーバーの選び方 に書いています。
ドメイン 実質0円
サーバーの契約に、ドメインが無料で付いてくる特典があります。私はこれを使っています。
先にドメインを別で買ってしまうと、この特典が使えないことがあります。サーバーを先に契約するほうが、順番として得です。
私は1つ失敗しています。特典を知る前に、別の会社でドメインを取っていました。そのぶんは毎年払い続けています。
AIの契約
AIの契約が、月々では最も大きい支出です。
金額は選ぶ内容によって変わりますし、価格の改定も頻繁にあるため、具体的な額は書きません。契約する時点の公式の情報をご確認ください。
私の実感として書けるのは、次のことです。この費用が、私の場合いちばん効いています。サーバーやドメインは、AIを使わなくても必要になります。AIの契約だけが、作業のやり方そのものを変えました。
何に使っているか
実際にAIにやらせている仕事は、次のようなものです。
- 会社のホームページを作り直す
- レンタルサーバーを別の会社へ移転する
- 改ざんされたサイトを調べて元に戻す
- 数百本の記事を書き直す
いずれも代金の発生する実際の仕事です。練習ではありません。
半年間、むだに払い続けたもの
固定費とは別に、払わなくてよかったものがあります。
サーバーを移設したあと、元のサーバーの契約を半年ほど残していました。その間、2社分を払っています。
理由は単純で、解約する踏ん切りがつかなかったからです。移し終えて表示も確認しているのに、元のほうを消すのが怖い。この状態が半年続きました。
バックアップは取ってありました。それでも消せませんでした。
移設そのものの記録は、WordPressサーバー移転の実例 338記事を2日で移した記録 にあります。
払っていないもの
参考までに、払っていないものも書いておきます。
WordPressのテーマは無料のものを使っています。有料のテーマは使っていません。私の場合、テーマそのものより、そこに何を書くかで時間を使っているためです。
プラグインも有料のものは入れていません。数も絞っています。増えるほど、更新と不具合の確認が増えるためです。
制作を外注していないので、その費用もありません。ただ、その代わりに自分の時間を使っています。費用が減った分、判断する仕事が増えました。
1年やってみて思うこと
金額そのものより、内訳の話をしておきます。
私が払っているもののうち、サーバーとドメインは、AIを使う前から必要でした。増えたのはAIの契約だけです。
そして、その1つで作業のやり方が変わりました。技術者ではない私が、会社のサイトを作り直し、サーバーを移設し、改ざんからの復旧まで自分でやっています。
一方で、なくならなかった費用もあります。それは時間です。何を載せるか、どう見せたいか、出てきたものが正しいかを決める作業は、速くなりませんでした。
作業が減ったというより、自分がやる仕事の中身が、手を動かす作業から決める作業へ移りました。その分の時間は、いまも払っています。

