WordPressとは何か 4サイト作って分かった向き不向き

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この記事の要点

  • サイトの中身を、書類のように書いて出せる仕組み
  • 無料だが、置く場所は自分で用意する必要がある
  • 入れた直後は、管理者の名前が外から読める状態だった

WordPressは、サイトの中身を書類のように書いて出せる仕組みです。

私はこれまでに4つのサイトで使ってきました。企業のサイトが3つと、いま読んでいるこのサイトです。私はシステム開発の技術者ではなく、HTMLもCSSも書けません。それでも使えています。

何ができるのか、無料と言われる部分は何なのか、入れた直後に何が起きたのかを書きます。

ひとことで言うと、書いたら出る仕組み

サイトを作るには、本来はページを1枚ずつ組み立てる必要があります。文字の大きさ、並び方、色。すべてを指定して作ります。

WordPressを入れると、その部分をやらなくて済みます。

管理する画面があって、そこに文章を書いて保存すると、ページになって公開されます。書類を作る感覚に近いです。

見た目は「テーマ」と呼ばれるものが決めています。テーマとは、サイト全体の見た目をまとめたもののことです。着せ替えのようなもので、入れ替えると印象が変わります。

WordPressは、こういう仕組みの1つです

WordPressのような仕組みは、CMSと呼ばれます。

CMSとは、サイトの中身を管理する仕組みのことです。Contents Management System の頭文字で、直訳すると「中身を管理する仕組み」になります。

CMSには他にもいくつか種類がありますが、WordPressが最も広く使われています。

広く使われていることの利点

私が実感しているのは、困ったときに調べやすいという点です。

使っている人が多いので、同じところで詰まった人の記録が残っています。技術者でない私にとって、これは大きいです。

そして、使える道具が多いという利点もあります。問い合わせを受け付ける、写真を並べる、目次を作る。こうした機能を後から足せます。

広く使われていることの弱点

同時に、狙われやすいという面もあります。

使っている人が多いということは、同じ作りのサイトが世の中に大量にあるということです。1つの弱点が見つかると、多くのサイトが同時に対象になります。

私は実際に、別のサイトで29日間に3,586件の不正なアクセスが記録されているのを見たことがあります。珍しいことではありません。

無料と言われますが、費用はかかります

WordPress自体は無料で使えます。ただし、それだけではサイトになりません。

必要なものが2つあります。

  • レンタルサーバー … 作ったものを置いて、外から見られるようにする場所
  • ドメイン … サイトの住所にあたる文字列

この2つは契約が必要です。WordPressが無料なのは、あくまで仕組みの部分だけです。

土地と住所を借りて、そこに無料の建物を建てる。こう考えると分かりやすいと思います。建物はもらえますが、土地代はかかります。

サーバーの選び方は AIで作ったホームページの公開手順 レンタルサーバーの選び方 に書いています。

テーマにも有料のものがあります

見た目を決めるテーマにも、無料のものと有料のものがあります。

私は無料のものを使っています。理由は、テーマそのものより、そこに何を書くかで時間を使っているためです。

有料のテーマが悪いという話ではありません。私の場合は必要が無かった、というだけです。

入れた直後に何が起きるか

ここからが、この記事で書いておきたいことです。

WordPressを入れた直後の状態は、そのまま使ってよい状態ではありません。

私はこのサイトを立ち上げたとき、設定をする前に外から何が見えるかを調べました。結果として、管理者のログイン名が3つの経路から読み取れました。

住所を入れて開いただけです。特別なことはしていません。

なぜ困るのか

ログインするには、名前とパスワードの2つが必要です。名前が分かると、あとはパスワードだけを突破すればよい状態になります。

2つ必要だったものが、1つになります。

そして、この状態は自分では気づきにくいです。管理する画面を見ているだけでは、外から何が見えているか分かりません。

私がやった設定

使っていない入り口を閉じる、書き手の名前が返る経路を止める、といった作業をしました。

そのうえで、設定の前と後で何が変わったかを比べています。設定した後だけを見て「見えません」となっても、もともと見えなかったのか、設定が効いたのかが区別できないためです。

詳しくは WordPressのセキュリティ設定でやった4つ 遮断前は名前が読めた に書いています。

WordPressが向いていると思う場面

4つのサイトで使ってきて、向いていると感じるのは次の場合です。

  • 自分で記事を追加したい
  • 見た目を後から変えたい
  • 作った後も長く運用する

逆に、1枚だけのページを作って、その後ほとんど触らないのであれば、WordPressである必要はないと思います。更新のたびに管理する手間が発生するためです。

更新は続きます

WordPressは、本体も、追加した道具も、定期的に更新されます。

更新を放置すると、危険な状態が残ります。私が見た、不正なアクセスが記録されていたサイトも、更新が当たっていない状態でした。

作ったら終わり、ではありません。この点は、始める前に知っておいたほうがよいと思います。

置く場所によって、できることが変わります

もう1つ、知っておくとよい点があります。

WordPressは、どこに置くかで動き方が変わります。

レンタルサーバーの多くには、WordPressを簡単に入れる仕組みが用意されています。数回押すだけで使える状態になります。

一方、自分で組み立てるタイプのサーバーに置くこともできます。自由度は上がりますが、管理する範囲も増えます。

この違いは レンタルサーバーとVPSの違い 私はこう使い分けています に書きました。

私は、WordPressで作るサイトはレンタルサーバーに置いています。用意された仕組みがそのまま使えるので、自分で組み立てる理由がありません。

まとめ

WordPressは、サイトの中身を書類のように書いて出せる仕組みです。

技術者でない私が、4つのサイトを作れています。その意味で、始めやすい仕組みだと思います。

ただし、無料なのは仕組みの部分だけで、置く場所と住所は自分で用意します。そして、入れた直後の状態はそのまま使ってよい状態ではありません。

始めるのは簡単ですが、始めた後に続くことがあります。私はそれを、始めてから知りました。

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更新履歴

  • 2026-08-27 公開
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